まるっと、ごろっと、ゆるっと

元教員。現無職。33歳女子の公開ブレインダンプ。

教師をやめたわけ

卒業してから30歳になるまで

千葉県某市で公立小学校の教員として働いてた。

 

    

「先生やってたんですよ〜」

って言われると、だいたいその後に帰ってくるのは

   

「あ〜、先生っぽい!」

 

 

「へぇ〜。何で辞めたんですか?」

  

のだいたいどっちか。

  

 

まぁ、「先生っぽい≒真面目そう」っことでもあるので

そこは私のキャラクターの問題でもあるわけ。

 

だから別にいいんだけど。

 

 

今日は、

何で私先生辞めたんだっけね?

ってのを書いてこうと思うよ。 

 

 

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まずね、そもそも私は

「夢と希望と情熱」を持って先生になった訳じゃなかった。 

 

小さい頃家が貧しくて

大学を出たら

とにかく食いっぱぐれないこと!

を第一に考えてた。

 

加えて、就活するのはめんどくさいw

 

教育実習行ったら子どもはそれなりに可愛かったし、

同じゼミのみんなは採用試験の勉強してるし、

試験受かれば先生になれるから、試験受けようかな〜。

しかも、公務員だし!!

 

 

これが、私が教職を選んだ理由である。

当然、他の就活生がやるような自己分析なんてしてない。

流されるまま試験勉強と面接対策をして

無事採用試験に合格したのでした✨

(ちなみに採用ランクというのがあって私はD判定。E以下は不合格なのでギリギリでしたw)

 

 

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んで、そんなこんなで先生になる訳だけど、

最初の3年間で

  

学級崩壊したクラスの担任(右も左もわからないのであっという間に1年が終わる)

   ↓

純粋無垢なクラスの担任(「先生って楽しいやん♬」を実感。)

   ↓

純粋無垢だった子ども達が崩壊寸前(どこで歯車が狂ったのか…最初で最後の6年生)

 

というのを経験する事になるのです。

 

まぁ、「学級崩壊」の定義によって捉え方は変わると思う。

少なくとも、彼らは授業中立ち歩いてはなかったし、

他の先生が入らなくても学級としては成り立ってたけど

 

子ども同士の仲は悪かったし、

(たぶん)いじめもあったし、

そもそもほとんどの子どもと心が通じてなかったし、

 

暗黒の1年でした。

 

学校行きたくなくて仕方なかったもんw

 

 

でさ、そんな嫌なら別に辞めてもよかったんだよね。

 

なのに、辞めなかったのには理由があった。

だって、

 

・学級崩壊したまま辞めるなんて、出来ない自分から逃げるみたい

・ってゆーか、私もっとできるはずだし

・子どもが変わればきっともっと違うはず

・結婚して専業主婦とかあり得ない(一応その当時彼氏いた)

・だって、仕事しないで扶養に入れてくれなんて重い女じゃん。(本当はそうしたかった。)

・やっぱこれからの時代、自立した女性にならんと!!

・一生懸命仕事して、ばりばり働ける女ってかっこいいじゃん✨

ってゆーか、何より仕事辞めたら食ってけない!

田舎に帰るのだけはいや〜!!!!!!

 

っていう、今考えると突っ込みどころ満載の理由を並べ立てて

 

たいして仕事が楽しくもないのに

かといって、「食ってくため」と割り切る事も出来ず、

中途半端な状態で仕事を続けることを選んだんです。 

 

 

 

 

ただ単に、

「辞める勇気がなかっただけ」

 

だって、人間、現状維持が一番楽だもの。

 

あーだこーだ言い訳して

結局やりたいことやらない方が、

欲しいものを「欲しい」って言わない方が

 

失敗もしないし傷つかないし

楽しくはないけど平穏でいられる。 

 

そんなことにその当時うーーーーっすら気づいてたけど

見ないふりしてたよね〜…

 

 

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ってことで、教員生活の序盤書き出したら

長くなっちゃったから続きはまた次回。