教師をやめたわけ
卒業してから30歳になるまで
千葉県某市で公立小学校の教員として働いてた。
「先生やってたんですよ〜」
って言われると、だいたいその後に帰ってくるのは
「あ〜、先生っぽい!」
か
「へぇ〜。何で辞めたんですか?」
のだいたいどっちか。
まぁ、「先生っぽい≒真面目そう」っことでもあるので
そこは私のキャラクターの問題でもあるわけ。
だから別にいいんだけど。
今日は、
何で私先生辞めたんだっけね?
ってのを書いてこうと思うよ。
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まずね、そもそも私は
「夢と希望と情熱」を持って先生になった訳じゃなかった。
小さい頃家が貧しくて
大学を出たら
とにかく食いっぱぐれないこと!
を第一に考えてた。
加えて、就活するのはめんどくさいw
教育実習行ったら子どもはそれなりに可愛かったし、
同じゼミのみんなは採用試験の勉強してるし、
試験受かれば先生になれるから、試験受けようかな〜。
しかも、公務員だし!!
これが、私が教職を選んだ理由である。
当然、他の就活生がやるような自己分析なんてしてない。
流されるまま試験勉強と面接対策をして
無事採用試験に合格したのでした✨
(ちなみに採用ランクというのがあって私はD判定。E以下は不合格なのでギリギリでしたw)
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んで、そんなこんなで先生になる訳だけど、
最初の3年間で
学級崩壊したクラスの担任(右も左もわからないのであっという間に1年が終わる)
↓
純粋無垢なクラスの担任(「先生って楽しいやん♬」を実感。)
↓
純粋無垢だった子ども達が崩壊寸前(どこで歯車が狂ったのか…最初で最後の6年生)
というのを経験する事になるのです。
まぁ、「学級崩壊」の定義によって捉え方は変わると思う。
少なくとも、彼らは授業中立ち歩いてはなかったし、
他の先生が入らなくても学級としては成り立ってたけど
子ども同士の仲は悪かったし、
(たぶん)いじめもあったし、
そもそもほとんどの子どもと心が通じてなかったし、
暗黒の1年でした。
学校行きたくなくて仕方なかったもんw
でさ、そんな嫌なら別に辞めてもよかったんだよね。
なのに、辞めなかったのには理由があった。
だって、
・学級崩壊したまま辞めるなんて、出来ない自分から逃げるみたい
・ってゆーか、私もっとできるはずだし
・子どもが変わればきっともっと違うはず
・結婚して専業主婦とかあり得ない(一応その当時彼氏いた)
・だって、仕事しないで扶養に入れてくれなんて重い女じゃん。(本当はそうしたかった。)
・やっぱこれからの時代、自立した女性にならんと!!
・一生懸命仕事して、ばりばり働ける女ってかっこいいじゃん✨
ってゆーか、何より仕事辞めたら食ってけない!
田舎に帰るのだけはいや〜!!!!!!
っていう、今考えると突っ込みどころ満載の理由を並べ立てて
たいして仕事が楽しくもないのに
かといって、「食ってくため」と割り切る事も出来ず、
中途半端な状態で仕事を続けることを選んだんです。
ただ単に、
「辞める勇気がなかっただけ」
だって、人間、現状維持が一番楽だもの。
あーだこーだ言い訳して
結局やりたいことやらない方が、
欲しいものを「欲しい」って言わない方が
失敗もしないし傷つかないし
楽しくはないけど平穏でいられる。
そんなことにその当時うーーーーっすら気づいてたけど
見ないふりしてたよね〜…
ってことで、教員生活の序盤書き出したら
長くなっちゃったから続きはまた次回。